2011年12月5日月曜日

人権フェスティバル講演


午後、辛すご(名前の漢字が出ない)さんの講演がありました。


中身が濃くて、ずっと考えさせられました。せっかくの講演なのに会場はガラガラで阿南市は人権の市だと思っていたのですが、違うかもなと思いました。人権作文や標語で賞を取るのには熱心でも、本当に人権感覚を必要とするであろう危機的状況に対応するための勉強に人が、来ない。


7年くらい前、徳島のクレメントホテルであった辛さんの講演は千人近い人で会場はびっしり埋まりました。ケーブルテレビが来ていたので、先々の放送を皆さん見てください。


写真は、遠藤みき(文字不明)さんが婚姻届をもった写真と讃える新聞記事から、「首相も殉職を所信表明演説で讃えたが最低だ。53年生きてきて、私は美しい犠牲を求める輩が自らを犠牲にするのを見たことがない。」若いこの子が死ななくても、この子もみんなも助かる方法を考えることこそ必要だと力を込めて語っていました。


未来ある、幸せな公務員が最後までマイクを握り殉職した。なぜ逃げることができなかったのか。すぐに逃げても自動で音声が流れる仕組みがあれば逃げたのでないか。どれだけ怖かったことだろうか…。美談で覆ってごまかしてはいけない。


被災地では今、公務員は疲弊しきっているそうです。年明けごろに大量の自殺者か、早期退職者か…

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