「男女共同参画課」にもどして下さい。
一昨日の3月11日、県への要請に私も参加しました。雨風のなか、61人が集まりました。
ことの発端は、徳島県の今年度の新機構に「男女共同参画」「男女参画」を冠した部署がなくなってしまったことです。
知事あての要請書の要旨
飯泉知事は男女共同参画行政を積極的に進めてこられ、2007年策定の「オンリーワン徳島行動計画(第二幕)」では重要施策に「男女共同参画立県とくしまづくり」を掲げ、また、昨年7月に策定の「いけるよ!とくしま・行動計画」でも基本目標として「宝の島・創造とくしま」の中で男女共同参画の推進を掲げていたのに今後5年間の数値目標まで設定した「徳島県男女共同参画基本計画(第二次)」がスタートする年に「参画課」が無くされてしまい、基本計画が「絵に描いた餅」になるのではと危惧を抱いている。
「名は体を表す」と申しますが「名」を無くしてしまって、どのように参画行政が進むのでしょうか。と、今年度のこの措置の事情と理由説明を求め、「男女共同参画課」を再設置を要請しています。
賛同団体36団体と賛同人104名の名前も載せられています。
知事に面談を強く申し入れていましたが、対応は手束人事課長と小笠人事課長、梅田人事行政改革室長でした。
女性議員5年連続全国1とか、フレアーとくしま設置で一定の成果が達成された。しかしDVの増加があるので人権の視点から取り組む。人員削減の中でも福祉課は削減していない。名前は消えても後退はしない全庁挙げて取り組むのでご理解ご協力ください。という説明でした。しかし参加者からは様々な意見が活発に出ました。
今までの徳島県の男女共同参画の取り組みの不足の指摘や、今回の機構改革で男女共同参画の名称を消した人事課の責任追及する質問が出ました。男性職員6名で提案したそうです。
男女共同参画課の名称が部落解放運動の成果の一つであり、消すことは許されないという意見や、市町村は県からの通達などに課の名前を重視するので名前は必要だという意見など、多数出されました。
名前がなくなったら、県はしないことになってしまう。後退するのは目に見えていると繰り返し訴えて、知事への直接の対話を望みました。しかし、秘書課へ連絡をしてくれないので女性県議3人が秘書課へ行って、秘書課長も来ました。近々知事に会えるようにと、調整を古田建議に代表してゆだね、解散しました。
参加者の活発な意見に聞いているだけの私でした。こんな運動、声を掛けてくれないと腰が上がらないよね、、、なんて、知り合いと県庁ロビーでうなづいていたのですが、知事との次回面談へ意見が言えて、よかったです。まとめに繋がりました。
「男女共同参画」というものが、気がついたときにはもうあったので当たり前の様に感じていました。しかし今回のことでそんなに定着したものなのか?と徳島の現状の低さを認識。継続した取り組みの必要性を感じました。
飯泉知事、どうか来年名称の復活をお願いいたします。
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