5日、文化会館で人権研究大会がありました。
人権コンサート
午前のコンサートはおもしろかった。よかった。
「うた、こども、識字から学ぶ人権」
石井小学校 教頭 湯浅篤人さん
識字学級での作文や子どもの作文から、思いが伝わってきました。
よく知られている歌の歌詞からはそこに込められている封建的な考えや真実が、あらためて伝わってきて、考えさせられ、涙も出ました。
「瀬戸の花嫁」の歌詞。中島みゆきさんの「ファイト」「糸」ブルーハ-ツの「青空」
皆さん「瀬戸の花嫁」は分かるでしょう。「ファイト」も知られています。
「青空」は初めて歌詞をみました。
裸の胸に銃弾を受け倒れるインディアン。かっこいい騎兵隊。白人側から描いた西部劇に真実はありません。
子どもの頃は知らずに見ていたのですが、白人と何度も平和の約束を結び、その度に白人に裏切られ、白人からもらったピースメダルを胸から引きちぎり戦わざるをえなかったインディアンの悲しみ。誇り高き姿。… 平原を埋める数のバッファローをゲームで殺しつくし、土地を取り上げていった歴史が頭に浮かんできました。
コンサートはアンコールを叫びたいくらいでした。「ファイトを歌って」とお願いしたかった。
言うたらよかったのに、と何人もが言いました。みんな「コンサート良かったね」と感動していました。
湯浅さんが時間を気にしていたこともありますが、アンコールの声が湧くくらいの柔らかさが会に欲しいなと思いました。
夜、CDかけて「ファイト」を子どもに聴かせました。
分科会
午後の分科会では就学前に参加。
研究発表は富岡幼稚園保護者会と宝田保育所。
私は2つ質問しました。
一つは発表された富岡幼稚園の保護者会の「おやじの会」について、これからのとり組み。
もう一つは宝田保育所の発表の、自分の意見が言えなかった年長児が、意見が言える様になったという報告に対して、なぜ意見が言えるようになったのかそれを解き明かして。の2つ。
後者への質問について歯朶山会長から指摘があった。意見が言えるようになったという前に、なぜ年長児が自分の意見を言えなくなっていたのか、その背景は何なのかを押さえておくことが大事だというのです。 さすがです。
これをうけて、園長が解説し、会場からの意見も出て、やっと問題の本質に迫れたかなと思いました。
最後にした質問でしたが答えを引き出す質問が、ちょっとできたかなと思った。
こういう会では評価・称賛もいいですが、正しく問い、考えることが大事だと思うのです。
明谷の梅林開き
昨日は、明谷の梅林開きでした。餅投げでは数個拾って、種飛ばしでは4メートル台でした。
練習なしで臨んだのですが、梅干しを食べいざ口から種を吹き出そうとしたときに、普段していない動作に戸惑ってしまい口から種が出せなくなったのが面白かった。
わざわざ徳島から種飛ばしに来た家族もいました。「イメージトレーニングをやってきました!」って言ってました。是非、来年もやりましょう。
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